介護の現場では、今日も誰かのために尽くす手があり、
支え合いながら暮らしを紡ぐ、小さな「想い」や「つながり」が生まれています。
けれど、その日常は静かで、報道やデータには表れにくく、
社会からは見えづらいまま、当事者だけのものになりがちです。
Carenexil(ケアネクシル)は、そうした語られてこなかった現場の声に目を向け、
映像・写真・インタビューの力で、やさしく、確かに届けていくケアメディアです。
家族が感じる葛藤、職員の中にある誇りと疲弊、
制度の狭間で揺れる支援の現実、誰にも見せなかった小さな工夫や希望。
その一つひとつに耳を傾け、丁寧に光を当てることで、
介護の世界と社会のあいだに「共感」と「理解」の橋をかけていきたいと、願っています。